妖怪大戦争-水木しげるロード、境港市のロケ地観光ガイド

山陰への玄関口である鳥取県の米子市から境港市を結ぶ17.9kmの境線の駅すべての名には妖怪の愛称がつけられています。鬼太郎駅の愛称で呼ばれる終点境港駅は。。。
妖怪とは切っても切りはなせない存在である水木しげる氏という人物は、もはや説明不要の妖怪漫画の第一人者です。映画妖怪大戦争の製作にプロデュースチーム「怪」として携わり、妖怪大翁として画面に登場する水木しげる氏は、多くの妖怪のなかに違和感なく溶けこみ妖怪の一代表としてラストにたくさんの意味を込めたであろう深い台詞をさらりと言ってのけます。その水木しげる氏の出身地が鳥取県境港(さかいみなと)市であり、映画のなかで主人公タダシ(神木隆之介)が訪れる場所として水木しげる氏の世界観を表現した水木しげる記念館、記念館と市の玄関であるJR境港駅を結ぶ119体(06年3月現在)の妖怪ブロンズ像が並ぶ水木しげるロードがある町です。
かつては水産業、港町で知られていた境港市でしたが、一方で衰退する商店街に対し活性化への打開策が必要でした。その目的のもと生まれたアイデアが出身者水木しげる氏の代名詞といっても過言ではない「妖怪」をテーマにした町づくりだったのです。1993年に23体でスタートした水木しげるロードですが企画当初、前例のない妖怪による町おこしには住民の猛烈な反対がありました。しかし蓋を開けてみれば多くの観光客を呼び込む起爆剤となり、マスコミ報道等によりたちまち町は賑わいはじめます。2003年の水木しげる記念館オープンを経て、当時86体になっていたブロンズ像の100体突破を目指しスポンサーを募集をしたところ全国から多くの名乗りがあがりました。現在では800mのロードが妖怪であふれかえり、手狭になったためその公募を一旦打ち切るほどの人気振りとなっています。
2005年の映画妖怪大戦争も後押しとなり町の妖怪化はさらに進みます。妖怪神社、妖怪壁画、妖怪ポスト、妖怪人力車と次々にアイデアがカタチとなり、最近では、2005年11月に鳥取県米子から境港を結ぶJR境線の全駅に駅の愛称として妖怪駅名板が設置され(下記表にて妖怪駅名を公開しています)、2006年1月、境港と隠岐諸島(おきしょとう・島根県。島内にある蛸木漁港(たくぎょこう)はタダシと祖父が終業式の後ふたりで帰宅するシーンが撮られました)を結ぶフェリー船体にゲゲゲの鬼太郎が描かれる鬼太郎フェリーが就航、2月には93年より運行を開始していた鬼太郎列車に加えねずみ男列車も運行を開始するなど町の観光品目は増殖の一途を辿り、優秀観光地として全国から注目が集まる場所となっています。
管理人レッサーパンダ?の旅々コメント
順風満帆にみえる妖怪による町おこしですが、その負のイメージも感じられるキャラクター性から社会事情が考慮される出来事が昨年ありました。05年4月に起きた尼崎JR脱線事故です。米子駅の境線乗り場は0番ホームで、一時その0番ホームを「霊番(れいばん)ホーム」とし、妖怪列車が走る駅の発着点としてムードアップがとられました。しかし脱線事故が発生し多くの死傷者が出たのに「霊」という字は好ましくないとの判断で自発的に撤去、妖怪路線化事業を延期したという経緯があります。当たり前のことではありますが、「町おこし」はその町の中だけで完結するものでありません。社会を良く見つめ、すばやく対処したこの姿勢はこれからの境港市に繋がっていく事と思います。
境線 妖怪駅名一覧
| 駅名 | 妖怪駅名(愛称) | 妖怪出現地域 |
| 米子駅 | ねずみ男駅 | |
| 博労町駅 | コロポックル駅 | 北海道 |
| 富士見町駅 | ざしきわらし駅 | 東北 |
| 後藤駅 | どろたぼう駅 | 北陸 |
| 三本松口駅 | そでひき小僧駅 | 北関東 |
| 河崎口駅 | 傘化け駅 | 南関東 |
| 弓ヶ浜駅 | あずきあらい駅 | 東海 |
| 和田浜駅 | つちころび駅 | 中部 |
| 御崎口駅 | 砂かけばばあ駅 | 北近畿 |
| 大篠津駅 | べとべとさん駅 | 南近畿 |
| 中浜駅 | 牛鬼駅 | 山陰 |
| 高松町駅 | すねこすり駅 | 山陽 |
| 余子駅 | こなきじじい駅 | 四国 |
| 上道駅 | 一反木綿駅 | 九州 |
| 馬場崎町駅 | キジムナー駅 | 沖縄 |
| 境港駅 | 鬼太郎駅 |
港境市へのアクセス
| 00:00 | JR鳥取駅 | 山陰本線/特急 新山口方面行 乗車約1時間 |
|---|---|---|
| 01:00 01:20 |
JR米子駅 | 乗換え/境線 境港行 乗車約45分 |
| 02:10 | JR境港駅 | 境港市観光ガイドHP |
※時間配分は目安です。時間,曜日,交通状況等により所用時間に変更がある場合があります。
本編&関連作品
プロデュースチーム「怪」のメンバーである荒俣宏(あらまたひろし)著の小説版、同メンバーである水木しげるのマンガ版とそれぞれ映画版と異なった展開が企画されています。


コメント
コメントありがとうございます。
いわさん>確かに妖怪で町おこしはなかなか勇気のいる行為ですよね。「恐い」というイメージが前面に出るとまったく逆の結果になってしまう。妖怪大戦争、パチンコが出てる(出てた)のですか?! (禁パチ歴18ヶ月)
ちゃいさん>妖怪駅名は元の駅名を残したままつけられたもの。どのくらい定着するのかはまだまだこれから、未知数ですね。0番ホームは1番ホームの手前に新しくホームを増設するときにつけられることが多いそうです(他の番号を変更しなくて良いという単純な理由)主な駅として京都駅や、盛岡駅にもあります。
ブログステーション69さん>検討させていただきます。お誘いありがとうございます。
投稿者: 管理人レッサーパンダ? | 2005年12月15日 23:56
この観光地は、有名ですよね。妖怪で町おこし。
ミスマッチのようなコラボですが、大人から子供まで幅広く受け入れられていますしね。
映画のほうは、観てませんが、パチンコではお世話になりましたよ、妖怪大戦争w
投稿者: 渡世人 いわ | 2006年03月16日 23:03
妖怪駅名なんてあるんだね。知らなかったよ。
北には強いが南は全然わかりませ~ん。
霊番ホームって立っただけで背筋が冷たい感じがしそう。
0番ホームって他にもあるよね。
どこかで利用した事あります。
どこか全く記憶ないけど。
投稿者: ちゃい | 2006年03月17日 21:59
ブログ紹介サイトが出来ました。
もし、あなた様がよろしければ・・・
当サイト「BlogStation69」にてあなた様のブログをご紹介させていただけないでしょうか?
投稿者: BlogStation69 | 2006年03月19日 12:59