フライ,ダディ,フライ-幕張新都心と公園のロケ地観光ガイド

都会の騒音のなかにおいて静けさを切り取ることの出来る公園は誰もが惹き付けられる場所として存在しますが、その公園にて。。。
都心の超高層ビル群を背景とした公園を舞台として、大切なものを守るためにフライ,ダディ,フライ、鈴木一(堤真一)のひと夏をかける物語が描かれます。
厳しい訓練が幕を開ける、集う場として、生き物のようなカタチをした緑のオブジェ群が印象的な公園は、千葉県千葉市美浜区にある幕張海浜公園、幕張の浜に隣接する南側公園部分です。画面には千葉ロッテマリーンズの本拠地千葉マリンスタジアムと45階建ての超高層ビル幕張プリンスホテル(2006年6月30日に営業終了→同年7月1日より東京ベイ幕張として開業)が背景として映し出されます。72万平方メートルものこの総合公園は映像として切り取られた部分以外に巨大花時計やマウンテンバイクコース、日本庭園を有し、未来国際都市をめざす幕張にとって不可欠なアクセントとして存在します。
また、鈴木一に厳しい訓練を与えるスンシン(岡田准一)が物語の後半、海をバックに舞うシーンとして、鈴木一の修練の成果が、積み上げられる石で表現される場所は、幕張海浜公園より2キロ程東京方面へと戻った茜浜(あかねはま)と言われる緑地帯であり、ロケが行われたのは菊田川河口部です。菊田川を挟み隣接する海浜公園は東京湾を望む絶好のロケーションとなっておりベンチに腰を下ろすも、芝生に寝転がるも良しののんびり落ち着ける場所となっています。同敷地内には海浜霊園がありますが、公園よりそちらを望むとそのバックには幕張の新都心が広がる、なんとも不思議なロケーションを目の当たりとすることが出来る場所になっています。
物語は現実社会に生きる普通のサラリーマンが、それらを捨て去ってでも、守りたい家族のために一心に努力する姿が描かれますが、高層ビルが乱立する都心を遠くに配置することにより、その想いがより強く演出されるロケーションになっています。
また、新都心からの離れたロケ地として、田口浩正や神戸浩など個性の強い役者達が演じるサラリーマン達と鈴木一の奇妙な遭遇の場所となっている駅前のバス停でのシーンが印象的ですが、千葉ニュータウン内、北総鉄道北総線印西牧の原駅、南口がその撮影場所となっています。映像にもある通り、駅の賑わいとはほど遠く、夜間周辺は街灯のあかりのみが照らす静かな駅です。そのような現状からかロケ現場として最適なようで、映画「電車男」やネットシネマ「ハツカレ」などロケ地として多数の使用実績があります。印西牧の原駅の次駅・印旛日医大駅が現在の北総線最終駅ですが、2010年には羽田空港まで線路が伸び都心と国際空港を現在最速の51分から36分で結ぶようになる最重要路線となる予定です(成田新高速鉄道)。
幕張海浜公園 最寄駅
| JR海浜幕張駅 | JR京葉線 下車後徒歩約2分 |
本編&関連作品
映画化もされた「GO」にて直木賞を受賞した金城一紀の小説が原作。主人公鈴木一に関わる高校生集団は「ザ・ゾンビーズ」として短編作品「レヴォリューションNo.3 」に登場。主題歌はミスチルが担当。4曲全てがタイアップ曲となったマキシシングルに収録される。


コメント
管理人さん、すごくよく調べられてますね。さすがです。
映画の中で、とっても気持ちよさそうな公園と公園から見える都心のビル群など、印象的な景色が多かったような気がします。
この公園に行ってみたい!って本当に思いましたからね。
投稿者: ゆき | 2006年05月30日 22:01
ゆきさん、いつもコメントありがとうございます。
そうなんですよー!公園なんてどこにでもあって近くでも特に興味を持って行く事はないのですが、映画でちょこっと素敵に演出されたりなんかすると、「行きたい!」って思ってしまう(←ミーハーなだけ?)。そんな気持ちの手助けになれれば幸いです!
投稿者: 管理人レッサーパンダ? | 2006年06月01日 00:43
はじめまして。
ロケ地の紹介とはとても面白いブログですね。
私もTBさせていただきました♪
投稿者: tomekiti | 2006年06月04日 15:40
tomekitiさん、コメント、TBありがとうございます。
「多趣味が趣味」というタイトルだけあって、映画、演劇、小説と多彩な興味のブログですね。これからもよろしくお願いします。
投稿者: 管理人レッサーパンダ? | 2006年06月07日 01:11