村の写真集-花谷村のロケ地観光ガイド

川岸両岸に山がそびえ立ち、その低いところから山の高いところまで家々が点在する花谷村は。。。
「大股で歩いても危険」、「小股で歩いても危険」という意味でつけられた大歩危(おおぼけ)、小歩危(こぼけ)は、四国山地を横切る吉野川の景勝地であり、川の両岸がV字型の深い渓谷地帯です。上流の大歩危から下流の小歩危までを右往左往する川道が日本一とも言われる激流をうみだし、ラフティングやカヤック等のスポーツの名所として、また古くから続く観光遊覧船から望む断崖絶壁は観光名所として知られる場所です。
映画「村の写真集」の舞台「花谷村」へのアクセスとして演出される駅は、その大歩危峡へのアクセスとして使用されるJR土讃線大歩危駅です。画面にほんの一瞬登場する線路をまたぐ赤い歩道橋は大歩危の峡谷を望む事が出来、吉野川と並行して走る主要国道32号線に接続しています。
まもなくダムに沈もうとしてする設定の花谷村は架空の村であり、実際には徳島県の三好市の池田町、山城町、西祖谷山村(にしいややま)等吉野川、国道32号沿いのエリアであり、川を挟みその両岸、山の急斜面に立つ家々が印象的なロケーションとして撮影が行われました。
三好市は2006年3月に合併したばかりの新市で、ロケ当時は池田町、山城町、西祖谷山村とそれぞれ別の町村区で、他2町1村が統合して形成された市になりました。徳島県西部に位置するこの場所は市の90%近くが山地となっており、かつてはアクセスするのも困難な場所が多く秘境と呼ばれるところも多々あった場所です。
本作はダムに沈もうとしている村の住民すべての家族写真を収める仕事に志願した父、高橋研一(藤竜也)と、その手伝いのために東京より呼び戻された写真家をめざす息子、孝(海東健)の物語ですが、標高数百mもある高い場所に点在する家々や峠等、独特の地形がその物語の演出に一役買うカタチとなりました。
物語中、山の高所から見下ろす花谷村の全景は、池田町、山城町の間を流れる吉野川に架かる祖谷口橋一帯。高橋写真館は池田町の旧大利郵便局を撮影用に使用したものです。
高所に住むおばあさん(桜むつ子)の家へ向かう際に通った昔ながらの方法で編まれた丸太の吊り橋は、吉野川上流、祖谷川に架かるかずら橋で、重要民族文化材の指定を受けています。
物語の重要な位置を占める「写真」は徳島出身の写真家立木義浩氏(NHK朝の連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」のモデルとなった立木写真館、3代目立木香都子(かつこ)氏の二男。※立木香都子は西城夏子、立木写真館は西城写真館としてドラマでは設定されました)が監修、撮影を務めています。
三好市ホームページ


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