最終兵器彼女-小樽、北運河、旭展望台のロケ地観光ガイド
マップポイントno.048:旭展望台

キミとボクといった極少人数の行動のみが世界の命運を左右し、地域社会も国家も機能的に切り捨てるといった独特の手法「セカイ系」作品の雄である同盟マンガが原作。舞台となる小樽がそんなファンタジーに実世界の彩りを添えます。。。
運河に沿って立ち並ぶレンガや石造り倉庫群がノスタルジックな小樽運河は、夕暮れから灯り始めるガス灯によりいっそう、どこか懐かしい気持ちを感じずにはいられない小樽を代表するロケーションです。
小樽運河は掘り込みにより造られたものではなく、海岸線であった場所の沖側に運河の幅だけ海を残して出島を造り築かれたもので、完成した1923年(大正12年)には全長1300mで幅が40mあり、港内に停泊した本船より荷受けした小舟が往復する輸送水路として整備されました。現在観光客が訪れる小樽運河は当時の水路幅の半分が埋め立てられたもので、輸送利用の衰退によるものであり、たくさんの船が行き交い停泊する当時の面影をほとんどなくなっていますが、再整備された散策路が倉庫群、水路と美しく調和し年間を通して多くの人が集う一大観光地となりました。
小樽運河には浅草橋、中央橋、竜宮橋、北浜橋の4つの橋が架かり、一般に小樽運河と呼ばれ観光客で賑わうのは浅草橋から竜宮橋までで先に述べたような散策路が整備された場所ですが、ひっそりとした竜宮橋よりその先には運河が本来の目的として利用されていた当時の景色が広がります。水路の幅がかつての40m幅であり、たくさんの小型船が停泊する北運河と呼ばれる地です。
映画版最終兵器彼女にてシュウジ(窪塚俊介)が幼馴染みアケミ(貫地谷しほり)に呼び出され、敵機に空爆される場面はこの北運河をバックとして行われました。小樽運河の最終地点に架かる北浜橋がその待ち合わせ場所として使用され、運河沿いに建つ趣きある古い工場、水辺に浮かぶ小型船を背景とし小樽運河の昔ながらの情緒が感じ取れるロケーションとなっています。
本作は「サイカノ」と呼ばれ350万部超を売り上げた大人気マンガが原作(1999〜2001年)で、アニメ、映画へと話題を継続中です。原作、アニメ、映画とも最も重要な場面として登場する展望台は小樽運河と同じく、ちせ(前田亜希)とシュウジの暮らす街として設定された小樽にある旭展望台であり、原作ではモデルとして描かれ、アニメ、映画では実在の場所として演出され、ファンには言わずと知れた聖地的場所となっている。JR小樽駅より山手側標高190mにあるこの旭展望台は小樽市街を望むことが出来、夕景、夜景ともに美しい場所です。
途中登る長く急勾配な地獄坂、坂の途中にある小樽商業高校も旭展望台と同じくモデル、実在の場所それぞれとして描かれ、演出されました。


コメント
はじめてカキコします。
小樽いいっすねー。
あれは掘ったもんじゃないんですねー。はじめて知りました。
サイカノ映画版はマンガの印象を持ってみなければまずまず(笑)でしたね。
投稿者: とおる | 2006年07月07日 13:04
小樽は夜がとてもとても素敵な街でした!
北運河みたいな場所があるのですね。知らなかった。。。
いつも何かちょっと知らなかった事を、ここは教えてくれます。これからも楽しみにしてます!
投稿者: 風子 | 2006年07月08日 02:28
とおるさん>初コメントありがとうございます。
小樽運河は私もずっと掘ったものだと思っていたので、もとは海岸線だったと知りとてもびっくりしました。最終兵器彼女の原作(マンガ)を実は読んだ事がないのですが、原作でも普通の物語では描かれるようなことを(本作で言えば「何故彼女が最終兵器なのか?」)一切描かれないとか?
風子さん>そういえば、(何度か行っていますが)小樽の夜は、居たことないなー、って今ふと思いました(夕暮れくらいまではあるのですが)。そんなに素敵ですか、んーまた行ってみたい!
投稿者: 管理人レッサーパンダ? | 2006年07月10日 00:29