佐賀のがばいばあちゃん-佐賀、裏の川と木造駅舎ロケ地観光ガイド
マップポイントno.065:上有田駅

佐賀県内各地と福岡県柳川市等でのロケによりカタチづくられる本作の舞台、昭和30年代の佐賀は。。。
「すごい」の意味で使われた本作タイトルの佐賀弁での「がばい」は、実際には「とても」という意味の副詞で、本来名詞であるばあちゃんを修飾するものではありませんが、貧しい生活に非常にたくましく生きるという意味でその「すごい」祖母と暮らした主人公明広の佐賀での数年間が描かれます。昭和30年代の舞台佐賀をカタチづくったのは佐賀県だけではなく、隣接する福岡県などに点在する昔ながらの情緒ある風景群です。
物語は川が大切な要素として扱われ、ふたつの異なる橋が全編を通して幾度となく登場します。
ひとつめは祖母の暮らす家にあり、母屋と水場、台所の間を隔てる川に架けられた小さな橋です。撮影地は佐賀県東部に位置する神埼市で、水田地帯の広がる自然に恵まれた、弥生時代の重要な歴史を示し国の特別史跡にも指定される吉野ケ里(よしのがり)遺跡がある小さな都市です(平成元年の発見である吉野ケ里遺跡はそれまで九州にはないといわれていた大規模な環濠(かんごう)集落(周囲に堀をめぐらせた村)の遺跡であり、その規模は国内最大級)。
その神埼市の中心、長崎本線神埼駅よりほど近い小さな川にもともと架けられていた小さな橋に多少の装飾が施され、物語中多々印象的な場面として登場しました(個人所有のため内部公開されていません。持永金物店(神埼町神埼1-105-2)の裏手)。
ふたつめは生活圏となる町より祖母の家へと通じる橋であり、場面ごとにすれ違う人、モノが異が、物語の中で高度成長期の時代を伺い知る重要な場所として登場します。こちらは隣県福岡にある柳川市内、壇平橋がその舞台となりました。
柳川の観光名物のひとつには、どんこ舟と呼ばれる底の平らな小舟を船頭が竹ざお一本で操る川下りがあります。かつて城を守るお堀の役目をはたしていた水路が町中を縦横に走っており、その小舟の行き交いが町全体の情緒を創りだしている町といえます。舟から望む景観には、水路両岸に垂れ下がる柳の木々や、昔の洗濯場であった石段、木で組まれた小さな舟着き場、頭を低くしないと通ることの出来ない水門など、和の情緒満ちあふれたものの他、映画の舞台となった壇平橋付近には鶴味噌醸造の赤レンガといった西洋的な雰囲気を感じとれるものが多数点在し訪れる者に非日常を体感させてくれます。
その他、メインロケ地である佐賀からは、明広が叔母に連れられ辿り着くはじめての佐賀、「佐賀駅」として、毎年ゴールデンウイークに催される有田陶器市の下車駅で、大変よく手入れされた木造の駅舎が魅力的な上有田(かみありた)駅が駅名を変え登場する他、佐賀市のシンボルである佐賀城(校内マラソンの出発、ゴール地点は鯱(しゃち)の門前。佐賀戦争時の銃弾跡が残る)や、同市内レンガタイルのモダンな洋館である旧古賀銀行(ばあちゃんの仕事先)など歴史的価値、景観美の両方を持ち合わせた建物群が要所で登場します。
2007年1月にはテレビドラマ版が同じく佐賀県内、日本の古湯、陶器の里武雄市を舞台として新たな装いで描かれる予定です。
吉野ヶ里歴史公園ホームページ
柳川市観光協会
佐賀城本丸歴史館
武雄市観光協会


コメント
職場が佐賀県の私が来ましたよとw
『がばいすごか』本文を期待してますよ~☆
投稿者: 渡世人いわ | 2006年11月15日 21:16
いわさん、コメントいつもありがとうございます。
「かばいすごか」!さっすがーです。正式な用法例ご教授いただき感謝です(本文記事に補足する手間が省けました)
投稿者: 管理人レッサーパンダ? | 2006年11月17日 23:30
初めまして。TBありがとうございました。
このブログを拝見して衝撃でしたー
ワタシのほしかった情報がズラーッと!!
ワタシは旅行に行く時も必ずロケ地ベースに考えていってしまうので
とっても参考になります。
これからもチョクチョクこさせてもらいますd('∀'d)=з
投稿者: モリオ | 2006年11月18日 15:16
モリオさん、コメントありがとうございました。
最高のお褒めの言葉いただきありがとうございます。1年続けた介がありました!
旅行+ロケ地ってホント楽しい旅プランですよね。是非是非これからもよろしくお願いします。
投稿者: 管理人レッサーパンダ? | 2006年11月22日 01:58
こんにちは。
TBありがとうございました!
この作品は実際に佐賀で撮影されたんですね!?
僕福岡に住んでいるので行ってみたくなりましたw
でもあの家の橋も見たかったなぁ(泣)。
すいません、最近TBが反映しないんですよ。。
コメントのみで失礼します。
投稿者: こーいち | 2006年11月24日 16:14
お久しぶりです。
あの二つの橋はどこなんだろう?もしかして。。。と思いのぞいてみました(笑)
管理人さん、さすがですね。よく調べていらっしゃいますね。
橋を利用して年月の経過をうまく表現していましたね。
また遊びにきます。おすすめの日本映画があったら教えてくださ〜い。
投稿者: ゆき | 2006年12月03日 23:59
皆さん、コメントありがとうございます。
こーいちさん>実際に佐賀県内での撮影です。家の橋について内部公開の情報はありませんが、並行してかかる一般道としての橋から外観だけはみれるかと思います(メイキングにて確認)
ゆきさん>祖母の家にかかる橋については、かなり苦労しました。メイキングDVDから店舗の看板に記載された電話番号と店舗名を104で照合し、住所を割り出しました。
おすすめ、ですか?現在公開中の「武士の一分」は男心にぐっとくるものがありましたよ!
投稿者: 管理人レッサーパンダ? | 2006年12月15日 23:41
はじめまして。
僕はB&Bの島田洋七さんのファンです。
洋七さんの書かれた、「佐賀のがばいばあちゃん」が大好きで映画もドラマも観ました。
島田洋七さんが広島でスカウトした元看護師の「朝倉美沙」さんをご存知ですか?
がばいばあちゃんのイメージソング「ばあちゃん」を歌っている福岡出身の歌手の方です。
去年、一人旅で3000枚のCDを手売りしていて、僕は彼女から買いました。
彼女は、とても綺麗で優しい女性でした。
洋七さん作詞の癒しのバラードでとてもファンになりました。
スマステーションのがばいばあちゃん特集で彼女の歌がエンディングで流れて嬉しかったです。
彼女はブログも書いているので、是非、観てあげてください。
「みさのへや」
http://misanoheya.exblog.jp/
投稿者: よこ | 2007年01月29日 05:31
よこさん、コメントありがとうございます。
原作から、映画、ドラマとがばいばあちゃん人気はスゴイですね(舞台化も決定したとか)。
イメージソングの存在、知りませんでした。
紹介していただいたHPのリンクより試聴してみましたが、昨今書かれなくなったとてもあたたかな歌詞で癒されました。
投稿者: 管理人レッサーパンダ? | 2007年02月11日 18:50