花よりもなほ-大原野神社、竹林と京都のロケ地観光ガイド
マップポイントno.070:大野原神社

父の敵を探し求め生死をかける主人公の心情とは対比し艶やかな京のロケーションが演出されます。。。
明治時代にはいって間もなくのころ仇討禁止令(あだうちきんしれい、1873年)が明治政府により出されるまで、戦国時代末期(1500年代後半)から長きに渡り「仇討ち」は法のもと正当化されていました。仇討ちと言えば、その最も有名な例が赤穂浪士(あこうろうし)によるものであり、一連の事件は通称「忠臣蔵」と呼ばれ事件が起きてすぐの当時より現代に至るまで幾度となく様々な媒体にて語られる誰もが知る日本の歴史のひとつといえるでしょう。本作「花よりもなほ」は、この大事件の影で父の仇討ちの使命を果たそうとする若い武士、青木宗左衛門(岡田准一)の物語です。
さてこの仇討ちですが、単なる「殺人」としての罪を追わないために、武士である場合にはその主君に申し出、仇討免状という証明書の発行が形式上必要でした。親子や兄弟といった親族が殺害された場合に限られ、助太刀にも届出が必要であったり、仇討ちの仇討ちは認められないといったいくつかの決まりが存在しました。仇討ちのため申し出た主君に迷惑をかけないよう、そのもとを去るのが礼儀のひとつでもありましたが、この主君を持たない武士のことを「浪人」と呼びます。
花よりもなほのロケは、現代に至るまで数々の時代劇を演出してきた松竹京都撮影所での撮影がその大部分を占め、長屋のロケセットが現実感のある廃材等で組まれました。一方そんな巧みに演出されたみすぼらしさとは対照的に、賑やかな春の花見(仇討ち芝居が行われる)と夏の祭りシーンが京都市西京区大原野南春日町にある大原野神社で撮影されています。竹取物語の舞台ともいわれるすばらしい竹林が点在する緑深い山里であり、広い境内は平安時代の貴族等が数多く訪れた雅な余香漂う場所となっています(ちなみに竹取物語に関連する場所は他に、静岡県富士市、京都府京田辺市等10ヶ所近くあります)。百数十名規模のエキストラを交え色彩豊かなのぼりや祭りのお面等、活気溢れる庶民の生活が描かれます。
「花よりもなほ」オフィシャルホームページ


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