やわらかい生活-大田区蒲田ロケ地観光ガイド
マップポイントno.073:福の湯

主人公橘優子(寺島しのぶ)が傷ついた自分と向き合うために新しく生活を始めた街、蒲田は。。。
東京の都心を形成する23区は戦前、戦時中(1932〜1947)と35の区に分割されていました。終戦後に現在の23区となりましたが、東京の東南部に位置する現在の大田区はかつて大森区、蒲田区と呼ばれていた区が統合されそれぞれの一文字ずつをとって出来た名です。大田区の「田」の部分である蒲田は、JR東日本が行っている乗車人員数の統計において東日本全駅のなかでも常に20番前後であることからもわかるように都内南部有数の繁華街で、活気に溢れるという言葉がとてもしっくりとくる街です。
優子はこの蒲田を「粋のない下町」と表現しました。粋(いき)とは気性、態度、身なりがあか抜けしていて、自然な色気の感じられるさまを指し、普通であれば多くの人が粋であることを良しと感じるものなのですが、優子はあえてそうでないところに心地よさを感じ、蒲田での生活を選択します。
優子の住む家として設定され実在の場所となるのは蒲田の中心部である蒲田駅から数百メートルの場所にある蒲田福の湯(大田区蒲田1-12-15)です。人で賑わう駅の東口を出てまもなく、呑川(のみかわ)に架かる御成橋を渡ると細い道に沿った静かな商店街へと辿り着きますが、その道沿いに同湯が存在します。劇中登場した優子の自室へとつながる生活感ある階段や、見上げれば優子が屋上にて洗濯物を干すシーンとして登場した年季を感じさせる煙突などを望むことが可能です。福の湯自体は外観のみの登場ですが、下町のごくありふれた銭湯として充分な役目を果たしした。映画ポスター等に使用される銭湯内部のシーンは同区内、京急羽田線の大鳥居駅近くにある第二玉の湯であり、浴槽の背景に描かれる富士山、鯉のペンキ絵(タイル絵)が象徴的です。
デジタルカメラを片手に優子が歩く蒲田とその近郊の町並みとして、此経難持坂(しきょうなんじざか)という石積みの参道を入口とする日蓮宗の大本山、池上本門寺(いけがみほんもんじ)(優子が興味を示したのは腕組みをする力道山像(力道山の墓前))や、親子怪獣の像が圧巻なタイヤ公園(正式名称西六郷公園・大田区西六郷1-6-1、京浜東北線路沿い)、都内唯一ビルの屋上に観覧車があり天気の良い日には富士山までもが見える蒲田東急プラザランド(西蒲田7-69-1・蒲田駅徒歩1分)等々、都内ではちょっとした別世界にすら感じられる場所がいくつも登場し、優子の視点の面白さが表現される他、大衆酒場である鳥万(気の弱いヤクザ(妻夫木)と呑んだ場所・西蒲田7-3-1)や大森酉の市(祥一(豊川悦司)と出掛けた祭り・鷲(おおとり)神社・大森北1-15-12)等、優子の暮らしがとても身近に感じられる庶民的な場所が次々と登場します。
「やわらかい生活」オフィシャルホームページ
大田区ホームページ


コメント
待ってました!
ずーーーーっとこれが来るの待ってました!!!
タイヤ公園子供連れて行ってみたいし、鳥万、うまそうだった。
こっそり行って見たい場所、蒲田です。
投稿者: ちゃい | 2007年03月27日 15:32
ちゃいさん、待っていていただきありがとうございます(笑)
蒲田は現住所より近い場所にあるため、記事を書く直前に行ってきたばかりですので、特に優子の住む家への道のりは私が感じたままを表現しています。
蒲田は「住む」場所だなーと感じました。
投稿者: 管理人レッサーパンダ? | 2007年04月10日 00:54